赤ちゃんが感染するウイルスのことはご存知でしょうか。
RSウイルスは、呼吸器の感染症を引き起こすウイルスです。
2歳までに誰もが一度は感染するありふれたウイルスですが、
特に生後6ヶ月以内の乳児や高齢者は重症化しやすいと言われています。
ひどい咳や呼吸困難を伴い、重症化すると入院が必要になったり、人工呼吸器が必要になったりするケースもある、実は怖い病気です。
保育園などで流行することもあり、お子様のいるご家庭では経験があるかと思いますが、見ていてすごくつらいです。
2024年1月に、このRSウイルス感染症の重症化を予防するワクチンの承認がおり、そんなRSウイルスのワクチンが登場しました。
このワクチンを妊娠中にうっておくと、お母さんの中和抗体が胎盤を通じて赤ちゃんに移行し、出生後の赤ちゃんを、RSウイルスの重症化から守ってくれます。
接種対象:ご妊娠中のかた(28週〜36週 30週前後をお勧めします)
お住まいのご住所に関わらず接種可能です。
当院で健診を受けていない方も接種できます。
接種回数:1回で完了
服装 :肩の出しやすい服装でご来院ください。
持ちもの:母子手帳(妊娠週数と経過の確認のため使用します)
RSウイルスワクチン(アブリスボ筋注用) ¥35,100(税込)
(初診料、医師の診察込みの価格)自費診療です。
自費診療の料金表:予防接種のところに、ワクチン発注依頼メールの方法が記載されていますのでそちらをご参照ください。